February 16, 2018

器は何かの容れ物である。

棚にしまっている時でさえ、その内なる空間に何かを湛えている。

何を容れる入れる淹れる挿れる煎れる炒れる?かを問わず、ある時は溢れ出る泉のようであり、ある時はあの雨の日に見た水溜りのようでもある。

器の容れ物としての機能は重力なしに働き得ない。

あらゆる器は重力と仲が良い。

あらゆる男女は、星である。

星とは引力である。

引力(重力)という力学的作用を象徴的に扱うものとしての器学。

ぐい呑みに揺れるウイスキーを眺める。

その度に水面はきらめき濁る。

水際、波打ち際はあちらとこちらの境界である。

ウイスキーの波打ち際は器と溶け合い、...

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